私事で恐縮ですが、生来の健啖と76才にして虫歯ゼロの私は甘い物、特に大福大好きで、大食が災いして血糖値の乱高下が止まらず、二週間入院しました。お陰で落着き職場復帰しました。その最初の日、園の門をくぐったトタン、園児7、8人が「園長先生どうしたの?!」と私の所にかけ寄ってきました。50年の幼稚園人生でこんなにうれしい瞬間を体験したことはありません。
いつも自分のことで精一杯の園児が、ひとの事を心配してくれるその背景には、園ではもとより、家庭でのことばがけや他人へのいたわりの会話などがたっぷりと交わされているからでしょう。うれしい悲しい、やさしいなど「子どもの心」が育つ場は、家庭と幼稚園、しかも3才〜7才までで、心の扉は閉じられ一生開きません。この大切な時期、わが子の心の育ちが健全かどうか、親子の会話をとおしてチェックする事も大切かと思います。