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山本有三の小説で私は読んでいませんが、その代わりに道端の石とはご縁を結んでいます。旅先でふと目に止まった、こぶし半分位の石をじっと見つめて、気が通じたらカバンに入れて持ち帰り、キレイに洗って机の上、本のとなり、そして植木鉢の中からのぞくのが一番。
一つ忘れないことは、マジックで発見地を小さく書くこと。時折、目に止まったときは石と一分間対話します。旅先のこと、旅の友など・・・結構心がいやされます。石たちの出身地は、オキナワ、白馬岳など、イタリアのポンペイの石は溶岩なので字が書けませんでした。
ひとは、さりげない会話、どんなに心が躍った話も、やがて忘れてしまいます。
でも一緒に石拾いした子どもとの会話からは静かな喜びが帰って来ますよ。