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『どこかで春が生れてる どこかで水が流れ出す どこかで小鳥が鳴いている
どこかで芽の出る音がする 山の三月 東風(こち)吹いて どこかで春が生れてる』
この時期になると、私はこの歌を口ずさんでいます。それは七十余年前に朝田幼稚園年長組で教わったのです。「木の芽って音がして出てくるの?」とか春が生れてくる、という感覚に何か心がひかれる思いがあったのでしょうか。私の場合は大きくなるまでずっと園庭で遊んで育ったので3月卒業期には必ずこの歌が聞こえて来たのでしょうね。
昔は山桜、次には染井吉野、そして今は3月半ばで満開の緋寒桜が人気です。人間、植物の時間まで先取りは、お花屋さんの店を見ればわかります。しかし、あえて私は申します。日本の子どもたちの卒業や入学を祝って咲くのは、染井 吉野が一番ぴったりです。卒園進級おめでとう。