10月の静かな夜、零時を少し過ぎる頃、突然鳴り出す電話。ん⁉ 慌てて電話に出ると……寝ぼけながらも嬉しそうな父の声。今トイレに起きたらね、窓から見える景色がすごく明るいから、今夜のお月様はきっとすごいよ。ここからはお月様見えないけれど、あなたの所からならよく見えるでしょう?きれいでしょう!さあ、早く寝なさいよ!ガチャン。
たしかに、大きな大きなお月様。心が洗われるような月明かりの中に、暫く佇んでいた何年か前の記憶。

 月明かりに照らされた窓から、大きなお月様を想像し、そのお月様が自分の子供がいる所からどの様に見えているのだろうかも、同時に想像している父親。お父さんとお母さんと子どもたち。そして何歳になっても親は親、子は子。10月、お月見ですね。お家のみんなで、お月様を見ながらたくさんお話ししてください。お父さんの思い、お母さんの思い、子どもたちの心を月明かりのように照らします。何年経っても、いつまでも。

理事長 朝元 百


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