2018.04.28 教員求人情報を更新しました。

平成31年度就職予定者対象のアソカ学園求人情報にて、採用試験の事前エントリーを開始しました。詳しくは求人情報(リクルートページ)をご覧ください。

 頭ごなしに〜と言われて・・・ということを時々聞きますが、確かに、各自それぞれの思いと事情があることを踏まえて物を言ったり、行動をとらないと、いろんな摩擦がうまれます。大人同士ならともかく、小さな子どもたちとなると、私たち大人がとうの昔に通り過ぎてしまった、子どもの世界の中での道理と価値観ですから、やはり大きな違いはあります。

 私が幼稚園の星組の時、両親にお使いを頼まれました。家を出て数件先にあるお店を目指して元気に飛び出し、セロテープを買って、急いでお家に戻ろうとした時、パッと目に入った、お店の隣の空き地一面に広がるタンポポのお花畑。お花が大好きなパパとママにタンポポの花束を作って持って行ってあげたらどんなに喜ぶだろう!私はじっくりと時間をかけて、なるべくきれいな大きなお花を選んで、両親のワーッと喜ぶ笑顔を想像して、心の中はフワフワしながら何十本ものタンポポの花を束ねてお家まで走って帰りました。

 いつも戸が開け放たれている玄関に飛び込んで、そこに立っていた両親に、ホラ見て!ハイ、あげる!と言おうとする前に、「バカモン!!」「いったい何処で何をしていたの!!」と頭ごなしに怒鳴られ、そのショックと怒りの反動で手に持っていたタンポポの花束をパッと玄関中に投げつけて、家を飛び出した記憶。
両親としてみれば、忙しかったし、行ってお買い物して帰って10分以内のいつものお店へお使いに出したら30分しても帰ってこない!あれ?心配で慌てて探しに出ようとしていた所にニヤニヤと帰ってきたのですから、ホッとした気持ちなど、思い余って バカモン!!になるのです。

 今なら両親の気持ち良くわかります。でも、子どもだった私にはわかりません。お互いに、一番大切な相手を思いながらしたこと。大好きだからこそ、つい感情的になってしまうこと。家族ってそんな毎日の積み重ねかもしれませんね。

 8月、夏休みです。家族一緒に過ごす時間の中で、フッと感じる我が子の思い。まだ小さなこの子だけれど、わかっていてほしい親の思い。時間をかけて少しずつ。ゆっくりと。

理事長 朝元 百


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